大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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近々、知多メディアスの取材を受けることになりました。
このご時世、イベント等の中止によりネタ不足で困っているそう。
カメラは苦手なので乗り気ではないのですが、そのような事情ならと受けることに
また記事にも上げたいと思うので、契約されている方は動く僕をご覧いただけたら幸いです。

さて、「乱視」という言葉に対してもの凄いアレルギーをお持ちの方はみえませんか？
検査の結果、乱視があることをお伝えすると、「乱視のメガネは絶対イヤ！」と強く拒絶される方もおみえになるほど。
先日お越しいただいたK様もそうでした。
なぜ嫌がったかと言えば、以前に乱視のメガネを作って痛い目に遭っていたからです

その前に、そもそも乱視ってどのようなものかご存知でしょうか？
言葉は知っていても内容を理解されている方は、案外少ないものです。

乱視とは部分的にぼやけてしまう状態…と言ってもイメージしにくいですよね(^^;
例えば縦線だけがぼやける、あるいは横線だけがぼやけるといった見え方です（人によっては斜め線の場合もあります）。
さらに具体的に言えば縦線だけぼやける人は、平仮名の「に」を「こ」と読み間違えてしまう。
横線だけぼやける人は、平仮名の「て」を「く」と読み間違えてしまう。
こんなイメージです。

それでは本題。
乱視を入れた方がいいかどうかと聞かれれば、僕は「入れた方がいい」と回答をします。
乱視を加えることで、ざっくり言うとこういったことが期待できるからです。

・ぼやけていた文字がハッキリ見える
・ピントが正しく合うので目の疲れが減る
・両目で見る力が高まることで、遠近感や立体感が向上する

乱視は部分的にぼやけると書きましたが、矯正することでそのぼやけが解消されます。
未矯正のままだとしっかり見ようと目が頑張って疲れることがありますが、矯正することでその解消も期待できるでしょう。
また未矯正のままだと全体の機能がうまく働かず、「両目で見る力」が発揮しにくくなることも。
乱視矯正によって、そういう点も改善されることがあります（最後に関連記事のリンクを貼っておきます）。

ただし乱視を入れると「目が疲れる（頭痛がする）」とか「モノが斜めに見えて歩くのが怖い」「背が高くなった感じがして気持ち悪い」といった違和感も受けやすくなります。
K様が痛い目にあったのはこの点。
これは乱視を矯正することによる特有の違和感。
人によってはこの違和感に耐え切れずメガネを掛けなくなった、という方もみえるかもしれません。

「そんな違和感が起きるなら入れない方がいい」と思われることは頷けます。
それでも上に挙げたようなメリットもあるだけに、「じゃ乱視は除きましょう」と安易には言えません。

これはメガネ屋さんによって意見は分かれるところですが、僕の場合、少しずつ乱視を入れていくのをお勧めすることが多いです。
例えば陸上のハードル走者も、最初から競技用のハードルが跳べたわけではないでしょう。
最初は低いハードルから始めていって、段々と実際の競技用の高さが跳べるようになったはずです。
それと同じ要領で、段々と乱視を上げていくのです。

違和感が気になってメガネを掛けない、もっと言えばメガネを嫌いになってしまっては本末転倒。
なので上に挙げたメリット(効果)は落ちますが、例えば乱視の度数が1.0なら半分の0.5程度にとどめてまず慣らす。
レンズ交換などをしていき少しずつ乱視を足していって健全な目の状態を目指していく、というのが僕の狙いです。
僕はお客様とのお付き合いを一回限りとは思っていないので、そのような長期的なプランを提案することが多いでしょうか。

今回のK様もその点をご説明したところ前向きになっていただき、とりあえず少しだけ乱視を入れることになりました。
今後、目のコンディションをより良い状態にしていけたらと思います

もちろん「入れるor入れない」「しっかり入れるor加減して入れる」はケースバイケース。
「昔、乱視があると言われて…」という方は、まずは相談にお越しいただけたらと思います。
ご来店をお待ちしています

※乱視矯正によって両目で見る力が改善した事例

お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m