こんにちは、大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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※新型コロナウイルスに関する当店の対応です。ご来店前にお読み下さい。
前回の記事に書いた緊急事態宣言が、愛知県でも発令されました。
そこでお伝えした通り、当面は通常営業をしてまいります。
ただし状況次第では、営業時間等の変更をするかもしれません。
来店予定の方はできる限りお問い合わせ(ご予約)のうえ、お越しいただければと思います。
さて先日、興味深いネットニュースを拝見しました。
元仮面女子・上矢えり奈さん「内斜視」との苦闘 「つらさが理解されなくて…」
期限切れで見れなくなってしまうといけないので要約しますと。
高校生の時、上矢えり奈さんの目に突然、内斜視が発生。
モノが二重に見えたり、目が内に寄るようになりましたが、次第に症状はおさまります。
しかし上京し、アイドルの仕事が忙しくなるとまた同じ症状が現れ、仕事にも支障をきたすように。
色々な眼科さんを転々とする中、最終的に出された提案が斜視手術。
手術をすると症状はなくなり、見え方も快適に。
しかし数年後、再発。
再度の手術を行うことで、今は症状もなく通常通り過ごせているそうです。
まずは、今は症状が出ていないということで良かったです。
上矢さんの場合は、手術という選択が良かったのでしょう。
斜視とは、継続する視線のズレのこと。
画像のように鼻側にズレている状態が内斜視、耳側にズレている状態が外斜視といいます。
左右の目が違う方を向くことで脳には異なる映像が送られてくるため(二重に見える)、混乱してしまいます。
またこの状態が続くため、周りに視線のズレが悟られ、患者さんは心理的な負担も負うことになるのです。
ちなみに視線のズレはあるけど、ズレを補う力があることで正しい位置を保っている状態が「斜位(しゃい)」といいます。
斜視がどれほど大変か?
メガネを掛けている方でしたら、右目のレンズだけ1~2cm眉の方に上げるようにして、斜めにかけてご覧になって下さい。
目が疲れてしまうので2~3秒だけになさって下さいね。
焦点が合わないような、モノが二重に見えるような感覚にならないでしょうか?
これがずっと続くため、上矢さんは苦労されたのです。
こんな特別な状況は関係ない、と思われる方が多いかもしれません。
確かに上矢さんのように顕著な症状はものすごく多いわけではありません。
でも
年末に紹介した学生の方。
斜視までには至りませんが、この方も視線のズレがありました。
上に書いた斜位という状態なのですが、時々視線がコントロールできなくなり、軽度の斜視になることがあったのだと思います。
症状の一つとして「人混みの中を歩くと酔うような感じがする」とおっしゃっていました。
この症状は斜視の方からよく聞かれるもの。
こう感じていながらも、ご自身に視線のズレがあることをご存じない方は少なくありません。
記事に書いた通り、この方のケースではメガネが奏功しました。
斜視や斜位といった視線のズレには、いろんな原因があり、適した対処法も異なります。
もちろんメガネで解決できないケースもありますので、その際は適したアドバイスをさせていただきます。
もし「モノが二重に見える」「焦点が合わない」「目が疲れたり頭痛が多い」という方は、一度目の状態をチェックしにお越し下さい。
お力になれれば嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m