大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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明後日の日曜は競馬の有馬記念。
競馬ファンにとっては、的中させてて気分よく新年を迎えたい大切なレース。
僕の頭の中でも既に何度もスタートが切られています(笑)。
皆にクリスマスプレゼントが届くといいですね(ありえないですが)。
さて今回は、一般的に皆様の定説として語られることについて、掘り下げて解説します。
近視の人の場合、40代以降はメガネを掛けたままだと近くのものにピントが合いにくくなることが増えてきます。
いわゆる「老眼症状」です。
症状が現れると、最初は色んな手で抗います(笑)。
例えば、頑張って眼を凝らしたり、見たいものを遠ざけたり、あるいはスマホやPCなら文字サイズを大きくしたり。
その中でも最も多い抗い方が、「メガネを外して見る」ではないでしょうか。
近視は「遠くがボヤけて見える目」と思われますが、正確には「近くにピントが合っている目」です。
だからメガネを外すと手元のものが見やすいわけです。
40代以上の症状が出始めた方の中には経験的に、あるいはそのような話を聞いて、メガネを外して見ている方も多いと思います。
でも中には「確かに見やすくなったけど不便」という声も。
そのような方はお手元専用のメガネ(いわゆる老眼鏡)や遠近両用メガネを選択されるわけです。
ではどうして近視なのに手元が見づらかったり、不便に感じるのでしょうか?
その原因の一つが“近視の程度”です。
最近は裸眼で視力表の一番上も全く見分けられないほど近視の強い方も少なくありません。
このような方ももちろん近くにピントが合うのですが、その距離はとても近くなります(画像①)。
一般的に本を読む、書き物をする、PC作業をするとなると、お顔から30〜50cm程度離れたところで見ることが多いと思います。
でも近視が強すぎるとそれよりもさらに近づける必要があり、お顔から20cmほど、あるいは10cmくらいまで近づけないとピントが合わないのです。
PC作業をずっと画面に近づいてはできませんよね?
だから近視が強すぎる場合は、メガネを外して見ることに不便を感じる方もみえるのです。
また弱い近視の方も不便が起きやすいです。
恐らくこのような方は、症状が初期の頃は問題なかったと思います。
でも50代以降、症状が進んでくると、メガネを外しても少し遠ざけたりしないとハッキリ見えないことがあります(画像②)。
メガネを外した状態では1〜2m離れたところでピントが合うのですが、そこからさらに40cmくらいまで頑張る力が50代以降はなくなることがあるためです。
このような場合には何らかのメガネがないと、楽にお手元を見ることはできません。
つまり近視が強すぎても弱すぎてもダメで、適度な度数があるわけです(画像③※「適度な」という表現は少し語弊がありますが方便とお考え下さい)。
外して見るのに適度な範囲というのは意外と限られていて、-1.5〜-2.0くらいの近視じゃないかなと思います(この度数でも作業環境によってはうまく合わないこともあります)。
このくらいの度数でも、乱視が強かったり、左右で度数の差が大きかったりすると、メガネを外しても見づらさや目の疲れを感じる方もみえます。
だからメガネを外して快適に見えるという方は、結構少ないものなんです。
最初に書いた通り、不便を感じながらもメガネを外して頑張って見ている方も多いと思います。
でも自分の近視の加減がどれくらいの距離を見るのに適しているかは、なかなか上手くジャッジできません。
プロの目線でアドバイスをもらい、必要に応じて適切なメガネを使うのが一番です。
上のようなモヤモヤを感じている近視の人は、よろしければご相談にお越し下さい。
ご来店お待ちしています
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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