大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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※新型コロナウイルスに関する当店の対応です。ご来店前にお読み下さい。
M-1グランプリ、ウエストランドが優勝しましたね。
正直、2年前の内容から苦戦するだろうと、一本目のネタは見ずにお風呂に行ってしまいましたが、僕の目が節穴だったよう
二本目を見ましたが、デッドボール覚悟の内角をえぐる投球のようで、思い切った漫才でした。
太田上田の皆さんも喜んでいるだろうな。
おめでとうございます
さて、今回はちょっと長め。
お客様からよくいただく質問の中にこのようなものがあります。
「メガネ屋さんによってメガネの値段って変わるけど、違いは何?」
メガネを買ったことがある人なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
出来上がったものを並べて見ると同じメガネ。
なのに値段が全然違う。
何なら安価なものの方が高く見えることも。
確かにわかりづらいです。
正直価格を決めるには色んな要素が絡み合いますし、お店や会社の考え方もあるので一概に言えません。
今回はその“一端”について、お客様からいただいた言葉をお借りしてお伝えします。
その言葉とはこのようなものです。
「前にメガネを作った時はこんなに丁寧にみてもらってません。こんな風にしてもらったのは初めてです」
当店では平均すると1時間半くらいお相手させていただきます(接客後の加工作業やお渡しの際のお時間も加えれば、メガネ作りにはもっとかかります)。
眼鏡学校等でメガネのことをしっかり学んできた方だと、これくらいあるいはそれ以上に時間をかけられるお店が多い傾向でしょうか。
僕の場合、その時間で過去にこちらで書いてきたことを地道に行っています(その内容もしっかり書きたいところですが長くなり過ぎるので割愛します)。
当然、時間をかける分、お相手できるお客様の数には限りがあります。
一方、やる仕事を省けば、作業時間は短くできます。
時間を短くするということは、それだけ多くのお客様をお相手できるということ。
ディスカウント店さんでは30分でお渡しできるお店もあるほど。
そのようなメガネ屋さんで作ったことがある方は、時間をかけた検査や掛け具合の調整、レンズやフレームの説明を充分にしてもらってはいないかもしれません。
それを踏まえ、価格の差はどう現れるのか?
メガネ屋さんの売り上げから逆算してみましょう。
大雑把にメガネ屋さんの一日の売り上げ目標を10万円とします(お店のスタイルや経費のかけ方によって目標の立て方も違うはずなので、あくまで例えです)。
営業時間を9時間とした場合、前者のようなお店なら単純計算で4~5名の接客が限界です。
対して後者のお店なら18名のお客様とお相手できます。
10万円をその人数で割れば、前者の方が高い値段となり、後者は安くなります。
だから前者の視点で言えば、かける時間(手間暇)の分だけ相応のお代をいただかなくてはいけない。
後者の視点に立てばかける時間を割くぶん安く提供できる、というわけです。
これにその他の色んな要素(フレームやレンズの品質、おもてなしや雰囲気づくり等々)が加わり、個々のお店の価格となります。
もちろんどちらが正しいというわけではありません。
お客様の視点に立てば、価格が高くなるのは仕方ないからしっかりしたメガネが欲しいと考える方もいれば、細かなことは気にしないからとにかく安くしたいという方もみえるでしょう。
ただ価格差に釈然としないけど、何となく高いのだから良いメガネなのだろうと思っている方に少しでもご理解いただけたらと思い、記してみました。
その中で当店はどちらかといえば、前者の視点でメガネづくりをしています。
わかりづらいものが少しでも伝わればと、こちらやお手紙等で色々なお話をさせていただいています。
それに触れ、共感いただける方が増えてくれればこの上ない喜びです。
そのような方とのご縁を楽しみにしています
※お値段についてはご相談に応じますので、気軽にお尋ね下さい。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
※お知らせ※
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大府駅は改札の目の前に、共和駅はキヨスクのすぐそばにあります。
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