大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
Googleの「最新情報」からお越しの方は「ウェブサイト」をご覧いただくと、より詳細な情報をご確認いただけます。
※中村の自己紹介ページはこちらです。
※新型コロナウイルスに関する当店の対応です。ご来店前にお読み下さい。


昨日の雨は凄かったですね
大雨が降るとお店の前の排水溝から噴水のように溢れてくるのですが、昨日もそう。
まだ夏も序盤戦。
このような事態が少ないことを祈るばかりです。


さて、先日お越しくださったH様。
8年ぶりぐらいのご来店。
メガネの新調をお考えですが、お持ちになったメガネのレンズも交換してほしいとのご要望です。

お話を伺うと、以前当店で作ったメガネと同じ度数で作ったそうですが、目が疲れてしまうとのこと。
同じ度数にしてそんなことあるの？とお思いかもしれませんが、意外と多いんです。
原因はいくつか考えられますが、H様がそのメガネを掛けた時に「おや？」と感じることがありました。
メガネが斜めに掛かっているのです。

実はこのように度付きのメガネを斜めに掛けると、目の中心とレンズの中心がずれ、視線をずらす効果が発生してしまいます。
そのズレを正そうと目が頑張ることで疲れてしまうのです。
特にH様は近視が強いので、ずらす効果もより大きく現れます。
断定はできませんが、その可能性を感じました。

このケースではフレームの形を調整することでの改善を目指します。
しかし問題が…。
量販店さんで多い“調整しなくてもいい（できない）フレーム”だったのです。

では諦めて新しい眼鏡を作るべきか？
それも頭をよぎりましたが、今回はレンズの入れる位置を調整する方法を取りました。
斜めに掛かった状態を考慮して、あえてレンズの位置をずらして元々のずれを相殺するのです。
これが奏功するか…。

結果は「良好です！」という回答。
度数も若干変えたので、レンズの位置の調整が効いたとは言い切れませんが、使いやすいメガネになったのであれば何より。
ご期待に応えられ一安心です。

このように「同じ度数で作るなら問題ない」と思っていても、不調が起きることもあります。
それくらいメガネというものは繊細なものです。
このような面も知っていただけたら幸いです

お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m


※お知らせ※
ここで取り上げるような内容や今の僕の思いがつづられたチラシを、大府駅・大府市役所に置いています。
大府駅は改札の目の前に、大府市役所は入り口左手にある自販機の少し先にあります。
お立ち寄りになった方は、ぜひ手に取ってご覧ください