大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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関東は梅雨に入ったのに、この地方はなかなか梅雨に入りませんね。
お葉書をよく出すのですが、昨秋から到着に2日かかるようになり、週末に出すと3~4日かかることもあります。
ここ数日、2~4日後なら梅雨に入っているだろうと、お葉書に「もう梅雨ですね」とコメントを添えることが多いのですが、実際には入っておらず、ちょっと間抜けな状態です。
偏頭痛や髪のクセがあるので梅雨は大嫌いですが、そろそろ入ってくれないだろうか思っています
今回のお題は、よく聞かれる質問より。
40代くらいから始まるお手元の見づらさ、いわゆる“老眼症状”。
老眼鏡や遠近両用といった対策用のメガネを作ったけど、数年経ったら、また見づらくなるを繰り返してしまう…。
「こんなことが一体いつまで続くのか?」「メガネを使うから進んでしまうんじゃないだろうか?」と憂うつな気分の方もみえるかもしれません。
まず一般論を用いてお答えします。
ピント合わせの力の低下(老眼)は際限なく進むものではなく、70才あたりで下げ止まると言われます(個人差はあります)。
だからメガネの使用により、老眼が延々と進み続けるということはないのでご安心ください。
ただしお手元の見え方は、ピント合わせの力だけに左右されるものではありません。
土台となる近視・遠視・乱視の加減にも影響されます。
時々この土台部分の変化により、お手元の見づらさにつながることがあるのです。
例えば「‐4」の近視で遠近両用メガネを使っている人がいるとします。
「‐4」は遠く用の度数なので、そのままではお手元にピントが合いません。
見えるようにするためにはお手元用の度数が必要で、その度数が「‐1.5」だとしましょう(差の「2.5」がこの人の“加入度数”というものになります)。
この方は「遠く用-4、手元用-1.5」の遠近両用メガネを使っていることになります。
70才以降、遠く用(近視)の度数が変わりなければ、このメガネのままで問題なく使えるわけです。
しかし中高年以降、近視が弱くなる人がみえます。
このケースでいえば、「-4」が「-3」に変わるといった具合です。
加入度数は「2.5」なので、変化後はお手元を見るための度数を「-0.5」にする必要があります。
しかし元々のメガネの度数だとお手元用の度数は「‐1.5」。
「1」だけピントがずれ、その分見づらくなってしまう。
70才以降でも手元の見づらさが現れる背景には、このようなことがあるのです。
もちろん近視以外の遠視、乱視も同様。
だからピント合わせの力自体は下げ止まるタイミングがあるけど、それ以降メガネを作らなくてもいいのか?と聞かれると、それはケースバイケースとお答えします。
さて、もう一つ疑問に思われる点。
「老眼鏡や遠近両用メガネを使うと、より早く老眼が進むのでは?」という疑問に関しては、文字数の都合から次回にさせていただきます。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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