大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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北京オリンピックも閉幕。
前回で人気が爆発したカーリングは今回も躍進
決勝戦は残念でしたが、予選のハラハラドキドキ、準決勝の快勝と存分に楽しませてもらえました。
今から4年後が楽しみになります。


さて、先日お越しになった男性のお客様。
老眼症状のご相談。
目の状態を見ていくと、確かにお持ちのメガネではお手元の見づらさがカバーできなさそうです。

しかしもう一点気になることがありました。
わずかに視線が上下にズレているのです（斜位という状態）。

試しにズレを補正する「プリズム」という度数を入れた体験用メガネをご覧いただきます。
プリズムを入れていないと、右目と左目の視界がジワジワと合ってくる感じ。
だから視線をどこかに移すたび、ピントがスッキリ合わないそう。
それがプリズムを入れると、右目と左目の視界がスッと合って見え方が自然だそうです。

伺うと昔からそのような症状はあり、お困り事もあったそうですが、周りに伝えても理解してもらえなかったそう。
どうして周りの方に苦痛がわかってもらえないのでしょうか？
本人の伝え方が良くなかった、あるいは周りの方の理解力が乏しいのでしょうか？
違います。
なぜ理解されないかといえば、見え方というのは自分自身の見え方しか体験できないからです。

「近視」や「老眼」は伝わりやすいかもしれません。
近視・老眼はその人口も多く、「視力」というある程度知れ渡った概念で評価できます。
だから「視力が0.2まで下がっちゃって」と言うと、聞いた人も近視であれば「近視だと困るよね」と共感されやすいです。

しかし視線のズレ・斜位は違います。
近視や老眼とは違い、多くの人が抱えている問題ではありません（正確な表現ではないですが）。
それ以前に、斜位というものがあまり知られていません。
そのため「見えてはいるけど、何かすっきり見えないんだよね」と言っても、「は？どういうこと？」というリアクションになってしまうのです。
そして広まっていない概念なので、そもそもご本人がそういうコンディションであることに気づいていないことさえあります。

斜位でお困りの方は決して少なくはありません。
以前こちらの記事でもお伝えしましたが、大型免許の深視力検査のパスができない等、生活に大きな影響を与えることもあります。
そのような場合、プリズムメガネによって日常が劇的に改善することも珍しくはありません。

適切な対処をするためには、状態を客観的に評価することが大切です。
中には斜位の自覚なく不利益を被っている方もみえるので、当店では全ての方の視線の状態をチェックしています。
お困りの方も、自覚はないけど気になった方も、ご相談にお越しいただければと思います。
ご来店をお待ちしています

お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m


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