大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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最近「スピッツさん論争」が盛り上がっていますね。
ある女優さんが、ロックバンド・スピッツに「さん」等の敬称をつけなかったことで批判が集まっているのだとか
僕も企業やグループに敬称を付けることに違和感を覚えることがあるので、ケースバイケースで付けないことがあります。
こういった呼び方には正解も不正解もなければ、敬称を付けないことに悪意があるわけでもないでしょう。
自分がさん付けしたいのならそうすればいいだけ、その逆も然りでしないでいいと思うならしないだけ。
この件に限らず、最近ネット上で自分の考え方や価値観を他人に押し付けようとすることが目につきますが、ちょっと理解できないところです
さて前回、サングラスのお話をしましたが、
今回はサングラスに関する“誤解”についてお伝えしたいと思います。
お客様とお話ししていると、
時々「紫外線が気になるからレンズに色を入れて、サングラスにしようと思うんだけど」という声を伺います。
色を付けることで紫外線をカットする、あるいは色を濃くするほど紫外線がカットされるとお思いかもしれません。
しかし
色(の濃さ)と紫外線カットは関係ないもので、色を付けることでUVカットするわけではありません。
レンズに付いている色は目に見える光(色)の量をコントロールするものです。
目に見える光を抑えることで眩しさが和らぎます。
それに対し紫外線は目に見えない光。
目に見えない光なので、レンズに色を付けたからといって抑えられるものではありません。
紫外線を抑えるには、レンズの着色とは別の紫外線(UV)カット機能が必要になります。
極端に言えばとても濃い色のレンズのサングラスをしていても、UVカットしていないこともあり得るのです。
とはいえ最近のレンズの多くはUVカット機能が付いています。
サングラスと呼ばれるものはほぼUVカットするはずです(一部安価な既製サングラス等はないものもあるかもしれません)。
ただUVカットが付いているのは、通常の(度付きの)透明のレンズも同様。
つまり
UVカットだけを期待するのであれば、通常のメガネ(伊達メガネも含め)をするだけでもその役割を果たすことがあります。
UVカットをしたいがために、レンズに色を付けたり、色を濃くしたりする方がみえるようですがそれは誤解です。
もちろん眩しさが伴うようであれば、色を付けることは効果をもたらします。
でもそこまで求めないのであれば、無理にカラーレンズにしなくてもいいのではないでしょうか。
そのような
“知っていそうで実は知らないこと”もあるので、メガネ作り、サングラス作りの際はよく相談することが大切です。
些細に感じることでも、気になることがあればご相談ください。
極力わかりやすい言葉や表現でお答えします
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m