大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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※新型コロナウイルスに関する当店の対応です。ご来店前にお読み下さい。
最近は日中の陽気が気持ちいいですね。
お休みの日、僕はよくあいち健康の森公園で日向ぼっこをしています
芝生の上でゴロンとするととても開放感があります。
お勧めではありますが、寝てしまったりすると予期せぬ日焼けに見舞われることもあるので、ご注意くださいね。
さて、見え方に関するご相談で最も多いのが、中高年の方のお手元の見づらさ。
いわゆる「老眼症状」です。
ご来店される方の中には、出来上がった状態で売られている「既製老眼鏡」を他店さん、あるいは雑貨屋さんで購入されていることも少なくありません。
そのような場合、度数がだんだん合わなくなってきて相談にみえると思われるのではないでしょうか。
ところが
買ったばかりなのに「見づらい」「目が疲れる」といった不調を訴えられることがあります。
なぜ既製老眼鏡を使っても手元が見づらいのか?
それは既製品であるがゆえに「出来ないこと」があるからです。
・乱視を矯正できない
既製老眼鏡は、お手元を見る力(ピント合わせの力)を補う度数しか入っておらず、乱視の矯正はされません。
乱視が未矯正のままだとしっかりとピントが合いません。
その合っていないピントを、目が頑張って合わせようとすることで疲れてしまうことがあります。
そのためお手元用のメガネを作る際は、できる限り乱視の矯正も検討した方が良いのです。
・左右の目に合った度数が選べない
人の顔が左右非対称なことが多いように、目も左右の度数が異なることは多いです。
しかし既製老眼鏡は左右同じ度数の設定をしています。
左右の度数の異なる人が、左右同じ度数のメガネを使うということは、片方の目しかピントが合っていないことになります。
つまり片目を主体にして見ることになり、その目の方に負担が掛かりやすくなるのです。
そうすると上手く見えなかったり、疲れを感じることもあります。
・レンズの位置と目の中心が合わせられない
メガネの基本は、レンズの中心と視線の中心が合っていること。
通常のメガネであれば、それを汲んで、レンズやフレームの位置の調整をします。
しかし既製老眼鏡はその位置が既に決まっているため、調整ができません。
そのズレによって目の負担になることもあります。
また雑貨屋さんで購入される方は、度数を「当てずっぽう」でお求めになることが多いかと思います。
当てずっぽうが上手くハマればいいのですが、ハマらなければ調子が悪くなる可能性は高まります。
これらの既製老眼鏡にまつわる不確定要素が、「見る」ということを阻害する場合があるのです。
もちろん既製老眼鏡が悪いものだというわけではありません。
上記のような問題がない方はお使いになるのもいいと思います。
災害時の備えとして準備しておくことはお勧めです。
ただ長い時間、快適にお使いいただくには、目の状態をしっかり把握し、それに合ったメガネとすることが大切。
特に初めての方は、目の状態を見たうえでお作りいただきたいところです。
もしお読みの方で同様の不調を抱えている、あるいは「そろそろ手元の見え方が気になってきた」ということがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
ご来店をお待ちしています
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m