大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
Googleの「最新情報」からお越しの方は「ウェブサイト」の最新ニュースへ進んでいただくと、より見やすく楽しくご覧いただけます。
さて、
せっかく遠近両用メガネを作っても「やっぱり手元がよく見えない」とおっしゃる方は少なくありません。
何度作り直しても見え方が改善せず、遠近両用メガネを使うのが嫌になってしまった方もみえるのではないでしょうか。
お手元が見づらいシンプルな理由としては、度数が合っていないことや使い方がマスターしきれていないことが挙げられます。
でも度数が合っていてしっかり使えていても見づらいままのことがあるんです。
お越しになったのは40代の男性。
前職時代の同期です。
初めて会った時は若かった彼らも老眼症状を抱える年齢になったんですね。
まぁ当然、僕もですが(笑)。
1年くらい前からスマホや本が見づらくなり遠近両用メガネを使いだしたそう。
当初は良かったそうですが、最近は全然見えずに困っているようです。
まずは目の状態を見てみます。
使っているメガネと検査結果とを比較してみると、若干の変化はありそうですが大きな違いはありません。
試しにお手元用の度数にした体験用メガネで見てもらうと問題なく見える。
やはり度数が合っていなくて見づらいというわけではなさそうです。
では何が問題なのか?
気になったのは右目と左目の“度数”の差です。
右目は‐4.5なのに対し、左は‐6.5と左右の差が大きく表れます。
これの何が問題なのか?
遠近両用メガネを掛けて近くのものを見る場合、視線をレンズの中心から1~1.5㎝下に向けて使うのですが、その時に度数差が大きいと「視線を上下にずらす効果」が出てしまいます。
人の目は特に上下の視線ズレに対し弱く、ズレを補うだけの力がないと物がブレて見えてしまいます。
加えて彼の場合、元々ごくわずかですが視線のズレがあり、度数差によるズレと合わさり増悪させているよう。
そこで使っているメガネの上から視線のズレを補う「プリズム」という度数を試しに当ててみます。
すると見やすくなるとの返答。
どうやら視線のズレがお手元の見え方に影響していたようです。
遠近両用メガネをかけても近くのものが見づらいからと、何度も度数を変えて作り直した方もみえるでしょう。
もしご紹介したような原因だと、いくら度数を変えても改善はしません。
この場合では上記のような改善のさせ方もありますが、遠近はやめる判断をした方がいいこともあります。
そういった判断は当然、ご自身では付かないものです。
ぜひしっかりと頼れるお店でアドバイスをもらって下さい。
当店でもその点を踏まえ、遠近両用メガネのアドバイスをさせていただいています。
お困りの方はご相談にお越し下さい🚙
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
※中村の自己紹介ページはこちらです。
※新型コロナウイルスに関する当店の対応です。ご来店前にお読み下さい。