大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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17日のNHK・病院ラジオをご覧になったでしょうか?
舞台は大府市の「国立長寿医療研究センター」。
以前からこの番組が好きでよく見ていたのですが、まさかそれが大府にやって来るとは。
いつもながらの笑いあり涙ありの人間模様に溶け込む大府の景色。
心に残る放送でした
さて、先日こんなチラシを拝見しました。
「強い度数の老眼鏡が大人気!」
百均などでも手軽に販売される既成老眼鏡。
その度数となると+1.00くらいから+4.00くらいまででしょうか。
中には+4.00でもよく見えないという方もみえるでしょう。
そのような場合「さらに強い度数にしたらきっと見やすくなるはず」と思うかもしれません。
もちろん目の状態によっては、さらに強い度数が相応しいこともあるでしょう。
でも「見づらい時は度数を強くすべき」という考え方は、かなり危険が伴います。
「お手元の見づらさ=老眼症状の進行具合」とは限らないからです。
例えば「乱視」が原因の場合、いくらお手元の度数を強くしても見え方は改善せず、場合によってはさらに見づらくなることさえあります。
また近視が進んだり、逆に遠視が弱くなった方の場合、お手元用のメガネは度数を弱くした方がいい場合だってあります。
あるいは度数の問題ではなく、白内障や緑内障といった目の疾患に由来することだってあるかもしれません。
結局その人の目の状態や、見たい環境が把握されていないと、度数を強くしても無意味になることがあるのです。
これは老眼症状に限らず、近視でも同じ。
前に作ったメガネだと遠くが見づらくなったから度数を強くしよう。
この考え方は見づらさや目の負担に繋がることがあります。
そうしないためにはしっかりとした検査と、お客様の使用目的・環境のヒアリング。
より良い見え方とするにはこれらが欠かせません。
ぜひお読みの皆さまは安易に考えず、このことを覚えておいていただけたら嬉しいです
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
※お知らせ※
ここで取り上げるような内容や今の僕の思いがつづられたチラシを、大府駅・共和駅に置いています。
大府駅は改札の目の前に、共和駅はキヨスクのすぐそばにあります。
お立ち寄りになった方は、ぜひ手に取ってご覧ください