大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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2021年の営業も本日が最後となります。
当店の投稿にお付き合いいただき、ありがとうございました
お手紙の作成があるからとやたらサボってしまいましたが(笑)、小まめにご覧いただいている方もみえるようで嬉しく思います。
少しでも皆様のお役に立つ情報が提供できていたなら幸いです。
今年最後の投稿は、最近感じたことを。
一昨日、NHKのあさイチを見ていたら視聴者からの投稿で、メガネにまつわるご意見がありました。
「手元が見づらくなり初めて遠近両用メガネを作った。悔しかった」
当店でも似たようなお声をお聞きすることがあります。
「老眼」という言葉の通り、お手元が見づらくなるのは“老いの象徴”のように感じられるもの。
それに抗えなくなったことを「悔しい」と思ったのでしょう。
実は僕も今年に入り、老眼症状が現れだしました。
指先のささくれが気になって爪切りでカットしようとしたら、微妙にピントの加減が甘いんですね。
44才なので妥当な年令と言えますが、「本当に自分にも来た」と少しショックでもありました。
症状としてはまだこの程度ですが、恐らく1~2年経つと気になることが増えてくるでしょう。
僕は専門的なことを学んでいるので、自分の目がどのような状態で、それに対してどうすればいいか?
そしてこの先何が起きてどう備えるべきかが何となくイメージできます。
客観的に捉えられるため、気持ちのコントロールもしやすいです。
もしこれが学んでいない立場だったらどのように感じていたでしょうか?
あさイチの投稿者のように悔しい気持ちに苛まれたのか?
あるいは、それは受け入れられないとガッカリするのか?
どのような思いにせよ、何らかの“負の感情”が伴うような気がします。
見づらさを感じると、恐らく多くの方がそのような感情を持つのでしょうが、メガネを提供する側は、それをどれだけ汲めているでしょうか?
誰でもそうかもしれませんが、仕事を長く続けているとどうしても“慣れ”が出てしまいます。
慣れの過程の中で、失われていくことが多いのがお客様への配慮です。
メガネを作る際、お客様はその内側に“思い”を抱えてご来店されます。
その思いは様々。
デリケートな思いに触れることもあるわけです。
お話を伺っていると、意外とメガネ屋さんの言葉に傷ついたとか、腹が立ったという方は少なくありません。
そうなってしまったのは、繊細な部分への心遣いが不足していたからなのかもしれません。
そういう僕もずっと意識しているつもりでしたが、とても十分とは言えません。
反省することばかりです。
メガネを通じて、後ろ向きな気持ちをどれだけ前向きにできるか。
そこに向き合うことも含めてメガネ屋の仕事。
あさイチを見て、改めてそのようなことを感じました。
2022年は自分の“老眼体験”も活かして、より皆様の気持ちに添えるメガネ屋を目指してまいります。
引き続きよろしくお願い致します。
新年は3日(月)からの営業となります。
それではどうぞ良い年をお迎え下さい。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
※お知らせ※
ここで取り上げるような内容や今の僕の思いがつづられたチラシを、大府駅・大府市役所に置いています。
大府駅は改札の目の前に、大府市役所は入り口左手にある自販機の少し先にあります。
お立ち寄りになった方は、ぜひ手に取ってご覧ください