大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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ご無沙汰していました。
2ヶ月に1回ほどお買い上げいただいたお客様向けにお手紙をお出ししているのですが、その準備のためこの10日ほどはまいぷれの方が全くの手つかずでした(正確には管理者ページだけは見ていました)
にもかかわらず、この間たくさんのアクセスやお気に入り登録までいただき、ありがとうございます。
昨日お手紙の発送を終えたので、まいぷれでの発信も再開していきます。
引き続きお付き合い下さい
さて、ちょうど1週間前に中日新聞で「弱視」を取り上げる記事がありました。
当店でもここ最近、弱視治療用のメガネをお作りのお客様が多くみえています。
でも意外と弱視についてご存じではない親御さんは多いもの。
ご自身がメガネ要らずの生活を送られてきた方なら尚更です。
もしかしたら「近視と似たようなもの?」とお思いの方もみえるかも。
いえいえ、弱視ってちょっと怖いんです
まず簡単に近視と弱視の違いについて説明しますと。
近視は遠くのものを見る際にピントがずれてしまっていること。
ピントのズレをメガネやコンタクトレンズで矯正してさえあげれば、近視は見えるようになります。
それに対し弱視は、ものを見分ける視力そのものが育っていないことです。
例えば「自転車に乗れない」と言っても、タイヤの空気が抜けているために「乗れない」のなら、入れてあげればすぐ乗れるようになりますよね?
でもそもそも自転車に乗ったことがなく、乗り方がわからないでの「乗れない」なら、それを訓練しなくてはいけません。
近視と弱視でいうなら、空気が抜けた状態なのが近視、乗ったことがないのが弱視です。
どちらが見える(乗れる)ようになるのに手間がかかるかは、想像がつくでしょう。
だから近視用のメガネはズレた状態を「矯正」するのが目的となり、弱視用のメガネは未発達な目を「治療」だったり「訓練」するのが目的と言えるでしょうか。
自転車に乗れないのは、大人になってからでもトレーニング次第で乗れるようになります。
弱視が厄介なのは、ある程度年齢を重ねると治療効果が低くなってくる点です。
一般には8歳くらいが成長の臨界期(期限)とも言われています。
弱視は単に視力が低いだけにとどまりません。
弱視になると「両目で見る力」が損なわれていることも多く、遠近感や立体感といった力が低くなりがちです。
そうすると球技系のスポーツや、将来的には自動車の運転等にも影響が出てしまうかもしれません。
それだけに弱視が見つかった場合は、できるだけ早い時期からメガネで矯正して、「見る力を養うこと」が大切となります。
大府市では昨年から3歳児検診の際に目の屈折検査機器を取り入れるようになったそうです。
これにより屈折異常(遠視や乱視、近視)や斜視が見つけ出されると、弱視の発見率もグンと上がります。
弱視が見つかった際には早めの対処をなさって下さいね
最初にお伝えした通り、当店では弱視治療のメガネをお求めのお客様が多くみえています。
必要な際はぜひ相談にお越し下さい
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m