大府市東海市の皆様、こんにちは。
大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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昨晩は眠れませんでした…
体調を整えようと、羽生くんの滑りを見てすぐ床に就きましたが、1時過ぎに目が覚めてしまい、結局それから5時過ぎまで眠れず。
こんなに寝付けなかったのは久しぶりです。
決してスマホの見過ぎでブルーライトを浴びていたからではありませんよ
というわけで、ここ数日話題のブルーライトカットメガネについて。
こちらの記事が物議を醸しています。
※子どもにブルーライトカット眼鏡「推奨の根拠なく、発育に悪影響与えかねない」6学協会が慎重意見
簡単に言えば、日本眼科医会等から「ブルーライトカットメガネは小児の発育に悪影響を与えかねない」という意見書が提出された、というものです。
このニュースを見て、不安に感じている方もみえるかもしれません。
まずブルーライトカットメガネに対する僕のスタンスをお伝えします。
そもそも僕はブルーライトカットメガネの販売に積極的ではありません。
というのも、わかっていないことが多いからです。
眼疾患などから青色光を抑えることで生活しやすくなる方は少なくないので、「青色光を抑えた方がいい」という理屈は一面的には間違っていません。
でも健常者の方全てに効果的なのか?疲れがどの程度軽減するのか?などの詳細については、議論が深められていたわけではありません。
そのため僕はお客様全てに勧めるのではなく、性質をご理解いただけ、サンプルで効果を感じた方へ勧めさせていただくに止めていました。
少し話がそれますが、ブルーライトカットはメガネにおいて「枝葉」の部分だと考えます。
幹であり根であり土壌といったものも見てこそ、木はどっしりとした大樹に育つでしょう。
メガネにおいて幹や根にあたるものとは、度数の調整や、目全体の機能のバランス状態を知ること。
最近はブームやトレンド、ファッション性の方が先行しがちですが、メガネの基本はこの部分です。
もちろん枝葉にこだわることが悪いわけではありません。
でもメガネを作るにあたっては、ブルーライトカットよりまず先にやるべきことがあると考えます。
↓よろしければ昨年末に挙げたこちらの記事もご覧ください。
※ブルーライトカットメガネをしてもPC作業で目が疲れる…
前置きが長くなってしまいました。
以上の点から、ブルーライトカットメガネへの過剰な期待は避けた方がいいというのが、開業時からの僕の変わらぬ考え。
今後、購入を検討されている方は、そういう考えもあるのだと覚えておいていただけたら嬉しいです。
心配されているのはすでに購入された方、とりわけ小さいお子さんにブルーライトカットメガネを作られた親御さんではないでしょうか。
個人的な意見としては、慌てて買い替えたりする必要はないと思っています。
今回の声明も、小児は悪影響を及ぼす可能性が「否定できない」というものです。
悪影響が出るという確定的な研究結果が出されたわけではありませんし、使用による顕著な実害が報告されているわけでもありません(恐らくですが)。
そのため即刻、使用を中止しないといけないという勧告ではありません。
もし保護用として度なしのブルーライトカットメガネを使っていて不安に感じるなら、使用をやめるのがいいでしょう。
悩ましいのは度付きのブルーライトカットメガネを作られた方。
でも小さいお子さんは1~2年経つと目の状態が変わることは多いですし、メガネ(特にレンズ)に傷みも出てくるでしょう。
そのタイミングを待って、作り変えればいいのではないかと思います。
それでもどうしても気になる方は、レンズのみ交換するといいのではないでしょうか。
以上で参考になったでしょうか?
ただしこれも僕の考えであり、正解ではありません。
購入予定、あるいは疑問・不安に感じる方はしっかり相談したうえで対応を決めるのがお勧めです。
当店にお越しいただける方にはしっかりお話しさせていただきます。
よろしければお越し下さい。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m