こんにちは、大府市柊山町のメガネ屋・GLASS JOY 02の中村です
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先日、靴を買いました。
お店へ入り10分も掛けずにお会計まで済ませるという早わざ
思えば高校卒業した直後、名古屋まで出かけ、初めて自分で靴を買ったときは1時間以上迷ったものです。
あれから25年ほど経ちますが、時が経てば考え方も変わるものですね。
さて、前回の最後に
「(メガネを掛けると)よく見えるけど目が疲れる方」とサラッと書きましたが、唐突すぎたかもしれません。
前回と重複する部分はありますが、改めてこの裏側についてお伝えしたいと思います。
このセリフはお客様からよく伺うお声の一つ。
「よく見えているのにどうして疲れるの?」と疑問に感じる方もみえるかもしれません。
このような症状はいくつか原因が考えられますが、その一つが前回のテーマでもあった「合わない(強すぎる)メガネ」です。
おさらいのようになりますが、「よく見える」とは網膜にピントが合っている状態です(画像①)。
それに対し、合わないメガネは網膜の後ろでピントが合っている状態(画像②)。
なぜ網膜でピントが合っていないのによく見えるのかといえば、目の機能の「調節」が働くから。
調節によって網膜へピントを合わせます(画像③)。
だから合わないメガネでもよく見えるのです。
しかし
調節は「頑張って力が入っている状態」でもあります。
例えば同じ場所へ荷物を運ぶにしても、5kgと10kgとだと、どちらの方が力が必要でしょうか?
当然、10kgですよね。
合わないメガネは10kgの荷物を持っているのと同じようなもの。
つまり
常に余計な負担が掛かった状態だから、合わないメガネは疲れやすいというわけです。
荷物を持つなら、できるだけ余計な重荷は減らしたいところ。
これを「見る」ということに置き換えると、ものを見る時は調節を過剰に使わず負担のない度数のメガネにしたい。
そのためには前回お伝えした
機械に頼りきった測定ではなく、目の緊張を考慮した測定と度数決めが大切になると考えます。
他にも乱視の加減だったり、レンズの位置の微細なズレだったり、色々と原因はありえるでしょう。
でも意外とこの大元の部分のズレによる疲れであることは少なくありません。
だからこそ、よく見えるけど目が疲れる方は一度相談にお越しいただきたい。
そう思ってお伝えしました
ちなみにこういったお声はアラフォーの方からよく聞かれます
なぜなら老眼症状と因果関係が深いから。
40代になると考え方だけでなく、目の調子も変わるものなんです(笑)。
この件はまた別の機会にお伝えしますね。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m